povo2.0を0円運用は本当にできるのか検証!基本料0円の条件を再度解説!
本ブログにはアフィリエイト広告が掲載された記事があります
すまもば管理人のJDです、こんにちは!
auのオンライン専用ブランド「povo」では、月額料金0円の「povo2.0」という料金プランを展開しています。
それでは、電話の着信専用にしたり、WiFiのあるところでしかデータ通信をしなかったりすれば、本当に毎月0円でずっと維持できるのでしょうか。
この記事では、povoでは0円運用ができるのか、その条や最低維持費などについて詳しく解説します。
ぜひ最後までお読みくださいませ!
povoの0円運用とは?
まずはpovoの料金体系と、0円運用の条件について解説します。
今までの料金プランは「povo1.0」というネーミングで20GBで2,970円(税込)でしたが、新しいプラン「povo2.0」は、契約期間の縛り無しで、なんと基本料金0円という価格になりました。
そこに自分の使用方法に合わせて、「トッピング」という名の取り外し自由なオプションを、好きなタイミングで追加することで、通信量を増やしたり、通話をお得にできたりとカスタマイズすることができます。
このユニークで多様性があるプランは、他社には無い最大の特徴です。
以前楽天モバイルが1年間0円という驚きのキャンペーンを行っておりましたが、povoにはそのような期間も設けておりません。
そもそも基本料金のみでできることは何なのかと言うと「通話」と「インターネット」ですが、通話に関しては電話をかけたらかけた分だけ、税込22円/30秒発生する従量制になります。
国内SMS(電話番号宛に送るメール)送信も税込3.3円/通(70文字)発生する従量制になります。インターネットに関しては通常速度ではなく、いわゆる制限がかけられた時の速度と同じ送受信最大128kbpsとなります。
LINEなどで短めの文章を送るぐらいなら大丈夫かもしれませんが、動画やネットの開きはかなり時間がかかる速度となります。
では、ここからは適用条件についてお話をします。
適用条件
「povo2.0」の適用条件は下記の通りです。
「povo2.0」の適用条件
・基本料金0円
・データ通信量は「トッピング」を購入する
・0円0GB時は、送受信最大128kbps
・手続きはすべてオンライン、ショップのサポートは受けられない
povo2.0は基本料金が0円で、国内通話は30秒22円(税込)、国内SMSの送信料は70文字まで1通3.3円(税込)で利用できる料金プランです。
0円のままデータ通信をすると、送受信最大128kbpsとなります。
データ通信量は、自分が使う量に合わせて「トッピング」を購入します。現在用意されているトッピングは下記の6種類です。
・データ追加1GB 390円(7日間)
・データ追加3GB 990円(30日間)
・データ追加20GB 2700円(30日間)
・データ追加60GB 6490円(90日間)
・データ追加150GB 1万2980円(180日間)
・データ使い放題 330円(24時間)
つまり理論上は、データトッピングを購入せず、電話は着信のみ、SMSも利用せずネットはWiFiでしか使わないとなると、月額0円で所有することが可能となります。
最低維持費
利用方法によってはずっと月額料金0円運用ができそうなpovo2.0ですが、実はずっと0円のまま運用することはできない決まりがあります。
povo2.0の月額料金0円のルールとして「180日間以上有料トッピングの購入等がない場合、利用停止、契約解除となることがあります。」というものがあるからです。
そのため、0円に収められる月もありますが、毎月ではなく、6ヵ月に1度はトッピングを購入して費用を負担する必要があります。
最も安いトッピングが「smash. 使い放題パック(24時間)」で220円(税込)ですので、6ヵ月に1度は220円(税込)を負担する、というのが最低維持費となるでしょう。
povo2.0のメリット
ここでは、povo2.0のメリットを4つご紹介します。
基本料金が0円
povo2.0のメリットとして、まずは基本料金0円というのが挙げられます。他キャリアであるドコモが提供するahamoや、ソフトバンクが提供するLINEMOはどちらも必ず毎月基本料金が発生します。
povoが基本料金0円というのは、利用方法によっては維持費をかなり抑えられてお得になるでしょう。
eSIMに対応している
povo2.0はeSIMに対応しています。オンラインで手続きをしてもSIMカード到着まで待つことなく、開通までが早いのがメリットです。
また複数端末を使う方は、SIMカードの入れ替えの手間や、SIMカード紛失の心配がないためおすすめです。
利用中のスマホが使える
povo2.0は、対象端末を持っていれば新たに機種を購入する必要はありません。手持ちのスマホですぐに利用開始ができます。
povo2.0のwebサイトで対象端末かどうかを必ず確認してから申し込みをしてください。
契約期間の縛りがない
povo2.0は、最低利用期間などといった契約期間の縛りがありません。そのため、いつ解約をしても違約金が発生する心配はありません。
0円運用に限らず、もし使ってみてあまり理想通りではなかった場合など、いつでも解約ができますので、気軽に申し込んで試してみることができます。
povo2.0のデメリット
続いては、povo2.0のデメリットを4つ説明します。
180日間以上トッピング購入しないと解約になる可能性あり
povo2.0は月額料金0円に、データ量などのトッピングを購入して利用するものですが、180日間以上まったくトッピング購入をしないと、順次利用停止となります。
そこからさらに30日間一度もトッピング購入をしないと、契約解除となります。
0円運用や、できる限り基本料を抑えて使いたい方は注意が必要です。
キャリアメールを使用するには申し込みが必要
auでキャリアメールを利用している方が、povo2.0に変更後も同じキャリアメールアドレスを利用したい場合は、別途申し込みが必要となります。
ただ無料ではなく、1メールアドレスごとに月額330円(税込)かかります。どうしてもキャリアを残す必要がある方は利用してみてください。
家族割プラスの割引・カウントの対象外
povo2.0は、auの家族割プラス・auの家族割(家族間通話料・SMS利用料の割引)は割引対象外となってしまいます。
また家族としてのカウントもされないため、現在auで家族割を利用している方は、povo2.0に移行することで残った家族の割引が変更にならないかを事前に確認するのがおすすめです。
LINEのID検索が使えない
LINEには、ID検索で友だち追加をする機能がついています。しかしこのID検索は、LINEの年齢認証サービスが利用できる場合のみ使える機能です。
povo2.0でもLINE自体は問題なく利用できるのですが、LINEの年齢認証サービスは非対応となっています。そのため、ID検索は使えません。
ただ、ふるふる機能やQRコードを使えば、友だち追加は可能です。
povo2.0がおすすめな人・おすすめできない人
ここでは、povo2.0がおすすめな方、あまり向いていない方について解説します。
povo2.0がおすすめな人
・基本料金を安く抑えたい
・データ通信をする時としない時がある
・2回線目として持ちたい
povo2.0の魅力は何と言っても基本料金が0円である点です。
前述の通り180日間で必ずトッピングを購入する必要があるため、ずっと0円運用はできませんが、普段通話をすることなく、データ通信はWiFi環境でしかしない方であれば、かなり維持費を安く抑えることができるでしょう。
サブ回線として所有したり、お子さんに持たせるのにも向いているのではないでしょうか。
povo2.0がおすすめできない人
・データ使用量が多い人
・家族割を利用したい人
povo2.0は、データ使用量が多い方にはあまりおすすめできません。外での利用が多かったり、家にWiFi環境がない方は、結局データトッピングを購入してばかりになってしまいます。
場合によっては、auのデータ無制限プラン「使い放題MAX」の方が安く済む可能性もあります。
また、povo2.0は家族割が適用外です。家族の1回線としてのカウントも対象外となりますので、家族単位で月額料金を試算してみるのがおすすめです。
まとめ
povo2.0は月額基本料金が0円の料金プランです。電話の発信やSMSなどを利用しなければ、月額料金0円になることは可能です。
ただ、180日間で一度もトッピング購入をしないと利用停止、さらに30日間トッピング購入をしなければ解約になるというルールがあります。
できる限り安く運用するためには、定期的にトッピング購入をして維持をする必要があります。
この記事をSNSでシェア